人生の節目には年代特有のハードルがあります
そのハードルを予期する事で、乗り越えるための気付きになればと思います
学童期
個々の性格が明確になり、集団生活も本格化し基本的な生活習慣(睡眠・食事・衛生など)を守ることが大切です
思春期
反抗期・第二次性徴など、本人もコントロールできない要因に加え、受験やSNSによる同調ストレスが考えられます
青年期・大学時代
自立した一人の人間となる時期、希望と不安、自由と自律の間で自分を見失いがちです
社会に出る前夜として大切な準備期間ですが、夜明け前の闇が深い時期でもあります
就職活動によるストレスが近年高まっています
新入社員
毎日決まった時間に会社に行くことや、学生時代は気の合う仲間と付き合えばよかったものの会社では人を選べません
人間関係の悩みが増えたり、自分の夢との整合性で悩みます
新入社員の3割が3年以内に離職するとも伝えられます
35歳
結婚、出産などを通して周囲と比較しがちです
一般的に35歳が転職限界年齢と言われており、キャリアチェンジの分岐点です
会社ではマネジメント経験をしたり、指導する役割を期待されます
40歳
人生の折り返し地点です
身体の頑張りがききにくくなり、健康診断で異常を指摘されることもあります
社内では中間管理職として上司と部下の板挟み状態に悩む場合も多いようです
50歳
身体はますます加齢の影響を受け心の頑張りもききにくくなります
気が短くなる、イライラしやすくなると言う性格の変化がみられる場合もあります
女性は更年期を迎え不安定になります
子離れの時期に喪失を感じたり、ぽっぽっ知り合いが亡くなったりと失う経験が増えます
老親の介護や実家の片付けを担う年代でもありストレスは多いといえます
定年前後
個人差の大きな年代です
一般的に職業人生の終わりですが、元気な限り働きたいという方も多いでしょう
希望が叶えばよいのですが定年でひきこもったり、うつ状態になるケースもみられます
定年後を想定し、資金だけでなく人間関係も準備しておきましょう
老年期
老いや病気、生活資金など様々な問題が山積みしているかに思えます
それまでの生き方や物事への向き合い方次第で人生はまだまだ充実するはずです
資金や、スキル、仲間に加え心身の健康を維持するためのストレスマネジメント力を身につけておくことも重要です
配偶者との死別、病気、つらいこととたくさん遭遇するのが老いです
しかし、すべての人に起きることなので、受け止め方や対処を通してうまく乗り越えていければ理想ですね
100年の人生は、皆さんにどんな希望や可能性をもたらしますか?
年代ごとに様々なハードルがありますよね
そのハードルを予期し、乗り越えるためのスキルや支援者、ロールモデルなどを準備をしておくといいですね
最後まで読んで下さりありがとうございます
またお会い出来たら嬉しいです