私たちの五感から入る情報の割合は
「視覚が87%、聴覚が7%、臭覚が3%、触覚が2%、味覚が1%」
だと言われています
そのため、色を見るだけで元気づけられたり癒やされたりすることもあります
色を理解することで、毎日イキイキと過ごせることができるようになります
自然と笑顔で楽しく暮らせるように色の力を借りていきましょう
赤色のイメージと心理的効果・性格
赤色は、古くより私たちの身近に存在していた色です
朝日や夕日などの太陽の色、体内を流れている血の色、ゆらめく炎の色が赤色です
災厄を退けるイメージから、お祭りや神事に使われることも多い色です
スポーツウエアにも使われることも多い定番の色といえます
- <抽象的なイメージ>
情熱的、行動力、エネルギー、力、暖かい、怒り、正義感、リーダーシップ
- <心理的効果>
赤い色を身につけると、やる気や積極性が高まる働きが期待できます
- <性格>
活動的で義理人情に厚い人です
エネルギーがあり情熱的であるため激しい感情をあらわすこともあるので注意しましょう
桃色のイメージと心理的効果
女子が健やかに育つように行われているひな祭りは別名「桃の節句」とも呼ばれており、桃の花をイメージした
桃色を豊富に使って、女子の健やかな成長や幸せを願って行われています
- <抽象的なイメージ>
優しい、かわいい、柔らかい、甘い、幸せ若い、甘えん坊、夢見がち
- <心理的効果>
桃色を身につけると、ポジティブな気持ちになり美容効果を高めるとも言われています
- <性格>
無条件の愛や母性があり、優しさと深い思いやりをもつ人です
親切で世話好きですが、異性の愛を求めすぎる傾向があります
繊細で傷つきやすい
子どもっぽい態度をとる人は、わがままになりすぎないように注意しましょう
橙色のイメージと心理的効果・性格
赤と黄色の混色である橙色は、果物の色として有名で、代表的なビタミンカラーです
赤の要素である炎や太陽のイメージから、暖かみを感じやすい色でもあります
- <抽象的なイメージ>
暖かい、親しみやすい、明るい、楽しい、健康的、庶民的、陽気、社交的
- <心理的効果>
橙色の食器などを利用すると、食欲が増進する働きがあります
橙色を身につけると親しみやすいイメージを与えるため、他者とコミュニケーションしやすくなります
- <性格>
陽気で明るく、社交的な性格の人です
洞察力があるため、他の人が気がついていないことを見つけてしまいやすいです
特定のものに依存しやすいため、注意しましょう
力強いエネルギーをもとめているときに選びやすい色です
傷ついた心を癒やしたいと感じているのかもしれません
黄色のイメージと心理的効果・性格
黄色は、実りある穀物や光り輝く太陽の色として親しまれている色です
光や黄金などのきらめくイメージをもつ色で、人々にとっては希望の色でもあります
とても目立つ色のため注意を引く色として、サッカーのイエローカードや工事現場のヘルメットなどでもよく利用されています
- <抽象的なイメージ>
希望、喜び、幸せ、明るい、チャーミング、ユーモア、人気者、注意、警告
- <心理的効果>
周囲から注目を集める色であり、身につけると社交的な気持ちに導いてくれます
- <性格>
明るくてチャーミングな人です
ユーモアがあり、周囲の人々を笑わせることが好きです
知識欲があるため、新しい物や流行が気になります
何事も楽しみながら習得できる人です
反面、自己中心的な面もあるのでコミュニケーションには注意が必要です
甘えが強い面と、神経質に考えてしまう心の弱さもあります
緑色のイメージと心理的効果・性格
山や草原など自然のイメージと直結しているのが緑色です
フレッシュでリラクゼーションあふれる感覚を得ることができる色です
安全・安心なイメージを受ける色でもあります
- <抽象的なイメージ>
癒やし、調和、安心、安全、平和、新鮮、若い、エコ
- <心理的効果>
目が疲れたときには、癒やしの働きをもつ緑色を積極的に見つめて休憩しましょう
仲良くしたい特定の人がいるときは、緑色を身につけることでリラックスして接することができます
- <性格>
協調性があり、聞き上手な人です
周囲の人の相談にのる場面が多いかもしれません
周囲の人に安らぎを与えたいと考えていますが、相手に好かれたいと思うばかりに八方美人になりがちで優柔不断な面もあります
保守的な性格
誰になにを言われても貫き通すような意志の強さももっています